ゴルフルールの基本 ①

ゴルフのルールの基本(仕組み)は、ボールをクラブで打って、カップへと近づけていき、最終的にカップに入れるまでに打った回数(スコア)が少ない人が勝ちになるというものです。
 

そしてそこに、大原則となる2つのルール(理念)が加わります。

 

すなわち
 

  ①プレーヤー全員に公平な条件であること
  ②球は “あるがままの状態” で打つこと
 

という2つのルールです。

 

 

そして、①については「公正な理念に従って」と規定されているのみで、プレーヤーに一任している感じもあります。


ここは、ゴルフが「紳士のスポーツ」と呼ばれている所以でしょうか。
 

その一方で、ゴルフは自然を相手にするスポーツですから、いったんティーインググラウンドから打ち出した球は、球の置かれた状態(ライ)や、スイングやプレーの線などについては、プレーヤー自身は変えることはできないとされています。
 

そして、例外的に、どうしても救済策を講じなければならないケースについてのみ、ゴルフ規則上で救済策を規定することにしているのです。
 

ストロークプレーとマッチプレー

ゴルフの競技方法は2種類あります。
 

ひとつは、全18ホール(1ラウンド)をまわった合計打数で勝敗を決める「ストロークプレー」、

そして、もうひとつが各ホールごとに勝敗を決め、一番多く勝った “回数” で勝負を決める「マッチプレー」です。
 

現在は、プロ・アマ問わずにストロークプレーを中心に行われているようです。
 

また、プロの大会は4日間であることが多く、1日1ラウンド(18ホール)をまわります。
 

基準となる打数(パー)

各ホールには、ティーインググラウンドからグリーン(ホール)までの距離に応じて、基準となる打数(パー)が定められています。

例えば、「パー4」とあるホールでは、4打でホールをまわることを基準(±0)としています。
 

さらに、パー(の打数)より1打数少ない打数でまわることを「バーディー」、2打少ない打数でまわることを「イーグル」などと呼び、各々パーを基準とした独自の呼び方があります。
 

【打数の呼び方】

  ・アルバトロス:パーより3打少ない
  ・イーグル:パーより2打少ない
  ・バーディー:パーより1打少ない
  ・パー:±0
  ・ボギー:パーより1打多い
  ・ダブルボギー:パーより2打多い
  ・トリプルパーより:パーより3打多い

 

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