ゴルフの歴史

ゴルフの歴史

ゴルフを最初に始めたのは、スコットランドの羊飼いたちだと言われています。

棒切れで小石を打って、地面に掘った穴に入れて遊んだのがゴルフの始まりだと言われているのです。

しかし、ゴルフの歴史については諸説あり、他にもオランダ説、フランス説などもあります。

また、中国にも棒切れで球を打って転がすゲームが伝わっています。
 

しかし、記録（文献）としてゴルフのことが残っているのは、スコットランドが初めであることに間違いはありません。

１４５７年にスコットランド王が発令した 「ゴルフ禁止令」 が記録として残っているのです。

この禁止令の存在により、少なくとも１５世紀には、ゴルフはスコットランドで広く行われていたことがわかります。
 

あまりに夢中になり過ぎて、兵士たちが訓練に身を入れないため、スコットランド王が禁止にしたのですが、その禁止令を無視して、国民はゴルフをやり続けたという話は有名です。
 

その後、ゴルフが貴族たちの間に広まると、広大な土地にゴルフコースを作る者が現れ、さらに用具が開発され、ルールも定められ、次第に現在のような “競技の形” になっていったとのことです。
 

日本でのゴルフのはじまり

日本初のゴルフコースは、１９０１年に神戸の六甲山に作られました。

イギリスの貿易商アーサー・Ｈ・グルームが、自分の別荘地に作ったと言われており、４ホールのコースであったそうです。
 

しかし、当時ゴルフを楽しんでいたのは、日本にいる “外国人” がほとんどでした。
 

その後、１９１３年に 「東京ゴルフ倶楽部」 が設立され、以降、日本人によるゴルフクラブが次々と作られ、現在のような “会員制” の形になったということです。
 

コースを維持するための膨大な費用は、会員からの会費でまかなうしかなったのです。

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